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運転支援装置とは(その2) | ティーロジエクスプレス株式会社

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2020.02.06

先日に引き続き、運転支援装置についてです。

前回は「ブレーキ制御」を行うものでしたので、
今回は「ハンドル操作の警告や支援を行う装置」について、
国土交通省の「トラック事業者編」の「マニュアル」より抜粋します。

・ふらつき注意喚起装置

【性能】

運転者の低覚醒状態や低覚醒状態に起因する挙動を検知し、
運転者に注意を喚起する

【注意事項】

ふらつき注意喚起装置は、居眠り運転や脇見運転を可能にする装置ではありません。
本装置は検出できない環境や運転操作があるため、
走行中すべての状況を網羅したモニター装置ではないことを説明し、
走行中は油断せず、常に集中するよう運転者に指示しましょう。

・車線逸脱警報装置

【性能】

走行車線を認識し、車線から逸脱した場合あるいは逸脱しそうになった場合には、
運転者が車線中央に戻す操作をするよう警報が作動

【注意事項】

後付けの装置の中には、ウィンカーと連動せず
車線変更や交差点などで曲がった際に警報が作動するものもあるため、
運転者は自社の装置の性能を把握する必要があります。

・車線維持支援制御装置

【性能】

カメラで前方の車線を認識し、
高速道路の直線路で車線を維持して走行するのに必要なハンドル操作を最適に支援

【注意事項】

本装置はハンドル操作力の軽減であり、装置単体が車線維持の全てを行うものではなく、
運転者が最適なハンドル操作を行う必要がある

・車体維持を支援する装置

【性能】

急なハンドル操作や積雪がある路面の走行などを原因とした横転の危険を、
警報音などにより運転者に知らせるとともに、
エンジン出力やブレーキ力を制御し、横転の機器を軽減

【注意事項】

本装置は急なハンドルや積雪のある路面の走行を可能にする装置ではないので、
本装置を過信した運転をしてはならないことを指導し、
どんな環境においても安全な運転を心がけすよう、運転者に呼びかけましょう。

便利な機能が色々ありますね。

しかし。

装置単体で事故防止となるわけではなく、
最終的にはドライバーさんの判断・操作によるところが大きいです。

支援技術を過信することなく、
常に安全運転を心がけましょう!

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