運転支援装置とは(その1) | ティーロジエクスプレス株式会社
2020.02.04
新車が納車されると、
必ずといっていいほど目にする「運転支援装置」。
支援装置を過信することによる事故も増えているようです。
そこで。
国土交通省の「トラック事業者編」の「マニュアル」より、
どんな種類があって、何ができるのか整理してみました。
今日は、「ブレーキ制御」を行うものをご紹介。
・衝突被害軽減ブレーキ(前方障害物衝突被害軽減制動制御装置)
【性能】
レーダー等により先行車との距離を常に検出し、
危険な状態にあるかどうかを監視
衝突の危険性が高まったら、まずは音などにより警報し、
ドライバーにブレーキ操作を促す
【注意事項】
衝突被害軽減ブレーキは、当システムのみで衝突を回避したり、
安全に停止するというものではありません。
レーダーセンサーに汚れ等が付着いている際には
システムが正しく作動しない恐れがあります。
・アダプティブ・クルーズ・コントロール/ACC(定速走行・車間距離制御装置)
【性能】
レーダー等で前方を監視し、
運転者がセットした車速を維持するとともに、
自車両よりも遅い先行車がいる場合には、
先行車との車間距離を維持して追従走行します。
【注意事項】
運転操作が軽減されることや、
先行車との車間距離が維持させる安心感から、
居眠り運転や、装置を過信して前方不注意となり、
事故の要因となる場合がある
なるほど。
「運転支援装置」だけでは万全ではないようです。
やはり、
実際に車両を運転しているドライバーさんが重要ですね。
機器の性能を過信することなく、
常に安全運転を心がけたいものです。
東群グループでは、
定期的に講習会を実施するなど、
安全運転に対する啓蒙活動をしております。
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